ちょっと前の話になりますが。
お彼岸の頃です。
冷蔵庫をあけたら、ビニール袋に入った体長1.5~4cmくらいの小さな魚がいました。
「鮒(ふな)」でした。ここら辺はお彼岸、秋祭りの頃に鮒を煮付けたものを食べる風習があるそうです。
私は鮒を見るのも食べるのも、初めてです。
冷蔵庫から出されてきた鮒は、まだピチピチはねていました。
ピチピチ鮒を見て興奮気味の私。
その後に起こったことに、もっとびっくり。
鍋に醤油・酒・砂糖などを煮立てて、グラグラしているところへ、ピチピチのやつをひとつかみずつほうり込みます・・・!鮒が熱がってはねるので、落しぶたで抑えながら・・・。あわれ。
調理のポイントは「生きた鮒を煮ろ」ということらしいです。
そして、つやつやに煮上がった鮒を頂きました。
甘辛に、はらわたの苦味が入って素朴な味です。
ごはんと一緒に美味しく頂きました。(あ)
ぴちぴちの鮒 1kg。
ぐらぐらの煮汁へ・・・